2005年12月02日

四日目A

逆ヒッチドライブ続き。

とりあえず荷物がごちゃごちゃしているので
一旦奥武島まで行き、それから観光という事になった。
おじさんの名前は大城さんというそう。
普天間の方に住んでいるが、もう仕事も定年で
暇なのでよくドライブしては、旅行者を拾ったりもしてるらしい。

車はあっという間に奥武島に、そのまま上陸。
というのもこの島は短い橋で本島と繋がっていて、
そのまんま渡れる。橋で行く島は実ははじめて。どんな感じだろう。

橋を渡るとかなり島は賑わっていた。
どうやら海産物を扱うレストランが多く、
休日ともなれば那覇方面から沢山の人がドライブと食事に訪れるそうだ。
今日の宿はそんな島にある「民宿おおじま」。
賑わう通りから少し路地にはいるとすぐに宿はあった。
元気なおばちゃんに部屋に案内してもらい、休む暇も無く出発。

大城さんの車に乗り込み「さて、どこ行こう」となる。
とりあえずお勧めのビーチあるから、そこ行こうか。
という大城さんの提案でまずはそこへ。
新原ビーチ(みーばると読みます)を車窓から眺める。

そこを抜け次の目的地を海中道路か南部戦跡に絞る。
おじさん曰く「自分も戦争に行ったから、興味があって色々調べた」らしい。
なんだか深い話が聞けそうだ、ということで今日は南部戦跡へ向かうことに。
まずは定番の「摩文仁の丘」へ。
ここは当時の中将の牛島満と参謀の長勇中将が自決した場所。
そして日本軍の組織的戦闘の最後の地。
自決場所についてや、自決の方法についての疑惑とか、
色々聞いたが全部書くと長すぎるので今回は省略。そのうち書くかも。

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ていうか蚊がめちゃめちゃに多くてバカみたいに刺される。痒い…。

次にバクナー慰霊碑へ。
ここから一般の観光ルートからは外れていきます。
ここは米軍の司令官が死んだとされる場所。
その死に方についていろいろもめているらしい。
お互い名誉があるので、双方が美談にしたいそうで。

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次は山形からの兵が隠れていた防空壕へ。
近くには最後まで日本の旗を守りきった山形の兵を称える碑が建っている。
が、おじさんが言うには
「こいつら戦うの怖くて、戦争終わるまで隠れてただけだよ」
ということらしい。

そのまま近くの「白梅の塔」へ。
「ひめゆりの塔」は有名ですがここは聞いたこと無いって人も多いと思う。
でもここも悲しい歴史のあった場所。詳しくはこちらで。

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さらに近くにある別の碑へ。
ここは馬の慰霊碑が建っている。
馬も生き物、戦争で死んだ馬を供養する為に建てたそうだ。
たまににんじんのお供え物があるらしい。
行った時も丁度、2人くらいがいて掃除をしていた。
地元の人たちがしっかり守っている、という感じがした。

それにしても少し行けばすぐに碑碑碑。
南部はさすがにこういうのが多い。重すぎる。
でもこれも沖縄なんだよなぁ…。
今回回ったあたりも当時は一面の焼け野原だったそうだ。
今は「楽園」とか言われる沖縄も、悲しい歴史を背負っているわけです。
その辺も知っておかないといけないね、沖縄を愛する人間として。

最後にひめゆりの塔へ向かう。
今まで観光ルートを外れまくったマイナーな戦跡を辿ってきたので
あまりに観光地化されていてびっくり。
そういえば初めて沖縄に来た時にここを訪れた。
あれからもう10年近く経ってたんだなぁ…。
資料館は閉館だったため、碑だけ見て戻った。

これでおじさんの戦跡案内は一通り終了。
宿に帰りましょうか、というと。
「食事もしてこうか」という提案が。
しかし今回は本気でギリギリの予算で旅に出たために金が無い。
すいません、お金ないんでいいです、と断ろうとすると
「あー、俺が持ってるからいいよ」…!?
「んじゃ糸満で魚でも食おう」と車は出発。おいおい。

15分ほど走り車は糸満へ。
マグロ専門店みたいなところに止まる。
迷わずにここにくるおじさん、しょっちゅう来るのかと思いきや
「ここ何が美味しいんだろうねー」と言い出す。
他に食事をしているお客さんを指差して
「あの人たち何食べてるの?見てきてよ」となんか凄い指令まで受けてしまう。
結局1280円もする刺身定食をご馳走になる。ありがとうございます…。

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奥武島へ帰る車の中でおじさんがアメリカに行っていた時の話を聞く。
おじさんは終戦後、本島北部のアメリカ人のところで働く事になったそう、
その時は日本は敗戦直後、おじさんは一応行ってはみたものの翌日に逃げ帰ろう、
と考えていたそうだ。
しかし翌日の朝食、出てきたパンケーキを食べて
「この世にこんな美味しいものがあったとは!」とそこで仕事をすることを決めたそう。
「あのパンケーキがなかったら、俺の人生はぜんぜん違っただろうねー
 人生、何が原因で変わるかわかなんないね」
とおじさんは言う。
そのまま仕事をし、アメリカ人の上司に気に入られたおじさんは
「アメリカの大学に行ってみないか?」と誘われる。
そして単身船で渡米、多少の援助は受けたものの、
あちらで仕事をしつつ、アメリカで大学を卒業。
そして日本に帰るとき「もう二度とこれないかも知れない…」とすごく辛かったそう。
しかし
「日本に帰ってきたらさー。飛行機もあってさ。すぐに簡単に行けるようになったね」
と言いながらおじさんは大笑い。
そしてそのまま航空会社に就職したそうだ。
人の人生って色々だなぁ、と改めて感じた。

奥武へ着く寸前になり、おじさんが「明日はどうすんの?」と聞く。
明日は那覇に戻って…と予定を言うと「暇なら明日も案内するよ」とまたまたびっくり提案。
んでまたまた遠慮していると「だって俺が暇だから(笑)」。
という事で翌日は北部へ行く事に決定。
「沖縄の人って親切ですよね…」と言うと
「俺は違うよー。むしろ俺の暇つぶしに付き合ってもらってるんだから、
 君の予定を狂わせちゃって悪いくらいだよー」とおじさん。
いい人すぎです。

奥武島についてじゃあ明日、といって別れる。
時間はまだ6時すぎ。よし、飲むか。
近所にまぶしい位に明かりを灯したレストランがありそこの一階で
てんぷらを販売していた。

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相当人気らしく、常に3〜4人は並んでいて
何人もが近くの海岸に腰掛けて食べている。家族連れの姿もある。
美味そうだ…とりあえず魚・モズク・イカ・芋を買い、ビールで一杯やることに。
モズクが反則的に美味い。ていうか全部美味い。

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夢中で食べているとなにやら物欲しそうにこっちを見る視線…出た、犬だ。
てんぷらを食べる人の周りをウロウロと歩き回っている。
さっき食事をしたばかりで正直お腹がいっぱい。丁度芋が余っていたので
すこしおすそ分け。しっぽを振って近づいてくる…まったく(笑)

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宿に戻り、シャワーをあびてひと休み。
ふぅ。軽く酔い、眠くなってきた。少し早いけど今日は寝ることに。
明日はどうやら天気が崩れるそう…心配だなぁ。

4日目、おしまい。

2005年12月01日

四日目@

4日目。久高島出発日。

今日も朝食はパンとコーヒー。サラダは無し。
なぜなら商店で売り切れてたから。野菜買うのも大変らしい。

食後は港の売店へ。ぶらぶらと見ていると美味しそうな海ぶどうが。
ひとつ買おう。600円。
おばぁが言うには10時から交流館で歴史説明会とやらがあるそう。
久高も市町村合併で別の町になるらしく、合併前に合併先の歴史を知ろう、
というコンセプトの説明会らしい。
時間があるなら行って見ないか?と言われた。
が、

交流館に人の姿は無い…本当にやるのか?
そう思っていると小学生くらいの女の子の会話が聞こえた
「今日交流館で何かあるって?」「ああ、1時からでしょ?」

おばぁは10時と1時を聞き間違えたらしい。

さすがに1時からとなると厳しい。
なぜなら今日は別の島に渡る事になっているから。
というわけで出発。おばぁにお礼を言い、高速船で本島に戻る。

島に行く前に少し寄りたい場所が。
斎場御嶽という場所だ。
http://www.churashima.net/shima/okinawa/isan/20010301/05.html
バスで行けるが今日は祝日で本数も少ない。15分くらいなので歩こう。
急な坂道を登り、途中のファミマで納豆巻きとお茶を買う。
御嶽の駐車場でそれを食べ、一通り見て回る。
トランクを預ける場所が無く、ガラガラと曳きながら山道を登る。
「こいつバカか?」的視線が痛いが我慢我慢…。

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バス停まで戻り、バスを待つ。
30分程のんびりと待つ。那覇行きは沢山出てるが逆はめっぽう来ない。
やっと来たバスに乗り込み、今日の目的地奥武島に向かう。

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途中、バスを乗り換え。しかし運転手さんが言うには
「ああ、奥武行きは今日ぜんぜん来ないよー」
との事。
「5キロくらいだから。歩けば? そっちのが早いよ」

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てなわけで歩く。海沿いの道をのんびりと歩いていると突然横に車が止まった。
中でおじさんが後部座席を指差している。
…これがいわゆる逆ヒッチというやつか?
「どこまで行くの?奥武?いいよいいよ」
というわけで送っていって貰う事にした。
しかし車の中でさらに意外な流れに。

おじさん「今日暇ならさ、この車貸してあげるよ」
−「いや…それは悪いし、ていうか免許持ってないんで…」
おじさん「いや。俺が運転して案内してやるんだよ」
−「!? え…いや、そんな。悪いんで…」
おじさん「いいんだよ!俺が夜まで暇なんだから!」

というわけで本島逆ヒッチドライブ開始。
なんだか旅らしくなってきたなぁ。

三日目

朝。目覚めるとおばぁはお出かけ中らしい。
昨日結構飲んだのでかなり喉が渇いた。
10時過ぎまで寝て、港の公園でアップルティを飲んだ。
宿に戻ろうとすると隣の家に宿のおばぁが。
朝ごはん作ろうねー、と宿に戻ってきた。

「ほんとよく寝たねー。珍しいよーそこまで寝る人」
みんな駆け足で回ってるんだろうか…
素泊まりの宿なら昼くらいまでは寝てるタイプの人間なので、
10時くらいなら別に遅いと思わなくなってる自分が情けない。
朝食はパンとコーヒーとサラダ。
ビジネスホテルみたいだ…。
食後は島を回る予定。レンタサイクルがあるので行こうとすると、
うちにもあるから、と言っておばぁが自転車を貸してくれた。
一時間200円。レンタサイクル屋のは一時間300円から少し安い。
おばぁ曰く「新しい自転車だから」というので見てみると
金属は錆び、前の籠は無残にひん曲がっている。
どこが新しいんだろう…まぁいいや、と島巡りスタート。
しようとした矢先。後輪の感覚がおかしい。
パンクしてる…。どうしようかと考えたものの
…まぁいいか、とそのまま回ることに。
しかしこれが悪かった…。
さすが神の島、あとでしっかり罰があたる事に。

とりあえず島の北部へ行く道へ。
前日は何か神事が行われていたらしく北部への道が通行止めになっていたらしい。
今日の午前中には終わるだろう、とおばぁは言っていたが
なんとか通行止めの箇所は無く、普通に通れた。
集落を抜けるとでかい建物が。
なんだこれ。多分これが交流館(宿泊所)かな…。
しばらく走っていくと「ロマンスロード」の看板が。
ともかく行って見ると海沿いにコンクリの道。
しかし熱帯植物の群集がってほとんど海は見えない。
あいたたた…。

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貯水湖を超えて、いよいよ島の最北端へ。
もうちょっとで着く…という処で自転車の様子がおかしい。
後輪が重たくなった、と思ったら突然動かなくなった。
よく見ると後輪のチューブがタイヤに巻きついてまったく動かなくなっている。
うわぁ…と絶句するもここは島の最北端。
集落から最も遠い場所。どうするよ…。
そんな事を考えていると世界で一番嫌いな生物、蛇が目の前をスルスル通っていく。
蛇に固まりつつ、これはケチってパンク自転車使った罰だ…と思うのでした。はぁ。

最北端のカベール岬にとりあえず着くも帰りはどうするか、
そんな事ばかり考えていた。デジカメで写真撮るのも忘れるくらい。
仕方なく自転車を途中までズルズルと引きずる。
がアスファルトの地面を後輪の動かない自転車を引きずるのは容易な事ではなかった。
やむを得ず、途中で自転車を道路の隅に置き、歩いて帰った。

炎天下の下。黙々と歩きなんとか集落まで帰ることが出来た。
ていうか遠かった。暑かった…。
宿に戻りおばぁに事情を説明して謝る。
「仕方ないねー、あとで車で取りに行って貰うさー」
とのこと。ひとまず安心。
シャワーを浴びて一気に汗を洗い流す。
その後は商店でジューシーのおにぎりとコーラを買い
宿で食事をすることに。宿に戻るとさっきの自転車がすでに配達済み。
おばぁが「こんなのはじめてみたよー」とチューブが巻きついたチャリに驚いていた。
「新しい自転車だったのにねー」
それは嘘だ。
ついでに取りに行って貰うのにガソリン代1000円取られたらしい。
それは確実にボられてる…とも壊した立場では言えず。
ガソリン代1000円と修理費500円を負担することに。
あーもう…。金無いのに…。

ひと休みしてブラブラと集落を歩く。
港へ行き、防波堤によじのぼって先の方まで行くと
ここにも碑が。これも聖地らしい。
港の目の前にも碑。
探せばまだまだありそうだ。
集落内でも神事を終えたユタが数人。
神の島なんだなぁ、と実感。

宿に戻る途中、住民センターの前になにやら張り紙が。
よく見てみると住民討論会のお知らせらしい。
が、その議題がすごい
1.ジョイアスロン
2.外間殿トイレ
3.イラブー
一体どんな討論会なのかちょっと気になるなぁ…。

宿でダラダラと夕方まですごす。
明日で島を離れる事になっているので
今日は夕陽を見に行く。
初日に行ったポイントへ行きのんびり。
雲が多いものの、まぁまぁだ。

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6時、集落を歩いていると昨日は気づかなかった
夕方の放送が。しかしこれまたすごい。
突然アップテンポなメロディが流れた、と思ったら
「天下無敵のゴーヤーマン♪」
「野菜嫌いをやっつけろ!♪」
「おなかがすいたらチャンプルー♪」
すごい歌詞の「ゴーヤーマンの歌」が流れだす。
さすがにこれには驚いた。ていうか笑った(^^;

今日の夕食は昨日と同じレストラン「とくじん」
でイラブー汁を食べる事に。
注文すると「少しお時間かかりますがー?」
と言われたがまぁ構わない。
こんなところで急かしてもしゃーないし。
6時のニュースをボケっと見ている。
キャスターは黒島で会った古川アナ。
「芋がこんなに地域に貢献しているとは思いませんでしたねー」
とか言ってる。
真面目にキャスターやってるアナを見てると
あっちでの泥酔っぷり思い出した。何だか笑えた。

そのまま、15分、30分、45分…
いつまで経ってもイラブー汁は来ない。
1時間待ってやっと到着。
忘れられてたかと思った…。
なんだか燻製っぽい臭いのする其れが生々しい、
イラブー汁の登場。…さて…。

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とりあえず無難にてびちあたりから食べる。
大根、昆布と食べていよいよイラブー。
思いっきりヘビ…俺の大嫌いなヘビ…。
思い切ってガブっといくとグニュッとした食感。
…ん?
いざ食べてみると意外と美味い。
なんというか、ニシンに近い感じ…かな。
いける。
ガブガブと全部食べ、見事完食。

お金を払いにレジへ行く。
レジにいたお姉さんにどうでした?と訊かれた。
「食べやすかったです。美味しかったですよ」
というと食べたあとの皿を見て
「綺麗に食べてますもんねー」と言われる。
珍しいのやら、どうなのやら。
しかし出費はイタイ2800円。まぁいいか。

宿に戻ってまたチビチビと昨日の残りの
「まさひろ」で一人飲み。
全部飲みきって、まったりしているとおばぁが
三線を教えてくれる、というのでちょっと習う。
やっぱ難しい……でもやっぱり欲しい。
今度行った時には買いたいな…うぅ。

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そんなこんなで久高第2夜。おしまい

二日目

前日妙な時間に寝てしまった事もあり、
かなり早く目が覚める。午前1時。ってはやいどころじゃないか…。
ダラダラテレビを見ながら起きて、6時前に朝食の調達。
コンビニで塩おにぎりとクラムチャウダー。
なんだかぼーっとした頭で食べて出発までまたダラダラ。

9時ごろ出発。見栄橋駅からまたゆいレール。
二駅先の旭橋駅で下車してバスターミナルへ。
久高は本島東部の港から出るためバスで移動しないといけない。
泊港近くのホテルだけどあまり意味が無かったなあ。

コンビニで昼食用にとジューシーおにぎりを購入。
店員があたためますか?というので「いいです」というと
何を思ったか「わかりました」とレンジにおにぎりをぶちこんだ。
「あっ」っという間も無く温められたおにぎり。
、、、まぁいいや。

バスターミナルへ戻り38番バスを待つ。
9:50、バスが到着。運転手のおじさんが
「どこまで行くの?」と話かけてくれた。
「久高行く港なんですけど」と言うと
「じゃあサンサンビーチ前で降りて」と言われた。
たしかガイドブックには違うバス停が書かれていたような…。
疑問をのこしつつバスは出発。

不可抗力で温められたおにぎりを仕方なく食べて
バスは市内を抜ける。那覇から数十分とは思えないくらいに
車窓にはのどかな風景ばっかりが広がってもう島のよう。

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約50分ほどでサンサンビーチ前に到着。
下車してすぐ港へ。安座真港へ向かう。
どうやらガイドブックに書かれていたバス停は
ここよりひとつ手前らしい。下車するとこっちの方がたしかに近かった。

坂道を下り、漁港のような場所を100mほど行くと安座真港はあった。
なんというか一切観光地のような雰囲気は感じない。
隣はリゾート化された観光ビーチであるにも関わらず
なぜか浮世離れした寂れっぷり。

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イメージ的には黒島の船の待合所みたいな感じ。
それでもターミナルの中ではおみやげなんかが売っていて
意外と楽しい。「くだか」と書かれたTシャツ。
特産品であるイラブー(海ヘビ)の粉末。
クバ傘、絵葉書、鳥の皮を揚げたヤツ(なんだそれ)。
お菓子にビールにとまぁそれなりにがんばった感はあった。
チケットを買ってぶらぶら。しばらくすると船がやってきた。

船から下りる人のすがたはまばら。乗る人もまばら。
観光客は他に二組。カップルと子供連れの夫婦。
格好から見るにおそらく日帰りの人だと思われる。
泊まる人はめずらしいのかなぁ…。
ふと壁にめをやると「手荷物持込について」の張り紙。
どうやらふたつめからは別料金が発生するらしい。
そんで大きさによって料金は決まるのだけど
大(重い) 普通  小(軽い)
区別はこんなかんじ。アバウトすぎ…。
んでもって結局取られてないし。アバウトすぎ…。

船は20分ほどであっさりと到着。
港から集落方面へ向かう。
おおざっぱな地図はもらったものの沖縄の集落は
想像以上に入り組んでいる。
区画の形がとにかくバラバラな上同じような風景が繰り返されるため滅茶苦茶道に迷いやすい。
近くにいたおばぁに「西銘さんって知りませんか?」
というと困った表情。後から知った事だけどこの島は「西銘さん」が異常に多い事が発覚。
そりゃわかんないよなぁ…。
何とか自力で探そうとうろうろしているとトランクを全開であけた車が横に止まる。
(この島はなぜかトランク開けたまま走る車が多い。なんでだろ?)
「どこいくの?」というので民宿の場所をきき無事に今日の宿「民宿西銘」到着したのでした。やれやれ。

この宿はまた普通の民家。多分今まで泊まった中で
一番宿的な要素が無い民宿だと思う。
玄関を開けるとまず居間があり、ふすまをはさみその奥が俺の部屋。
左隣も客室でさらにその奥はおばぁの寝室。
玄関から入り、左の部屋に客がいるときはその人の部屋を突っ切らないと風呂にも行けない。
しかも風呂はおばぁの部屋に付いているという普通っぷり。

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だ、大丈夫か?と思いつつ水を頂きすこし休む。
「お名前いいですかー?」というので
「3泊入れてる岡田ですけどー」というと
「3泊無理だよー、明後日は満室だからー」
なっ…?予約の時にはたしかに3泊いけるって…。
まぁいいや。沖縄宿の名物、ダブルブッキング。こんなところで初体験。
とりあえず荷物をまとめて、少し島を回る事にする。

集落をブラブラと歩く。
そんなに広くないがやっぱりややこしい。
すぐに現在地がわからなくなる。
学校を目印にしてまずは港の方へと行ってみる。
しかし暑い…本土ではすでに秋本番って感じなのに…。
でもまぁ9月よりはマシ。あれは日差しがイタい。
贅沢は言うまい…と港の上の公園へ。
とりあえずジュースでも飲むか、と自販機へ。
ここでもなぜかコカコーラの自販機にオリオンが…。
ついつい買ってしまい、公園のベンチに腰掛けて飲む。
すると猫がやってくる。悪いけど食べ物は無い。
それがわかるとさっさと立ち去る猫。
こらこら。

またブラブラと歩きいったん宿へ戻る。
トイレを借りようとするとなんと外とのこと。
沖縄でもあんまり見ないなあ…屋外トイレ。
トイレの前には5匹ぐらい猫が日陰で涼んでいる。
ほんっと多いなあ…。

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続いて海へ。集落の端っこの道を行くと広いビーチに出た。
海はなんだかんだで綺麗。波照間とかには敵わないけど。
海人が沖のほうで漁をしていた。
またさっきの公園で休んでいるとぞろぞろと旅人が。
なんか意外と来る人多いんだ…でもみんな夕方のフェリーで帰る様子。
集落の売店へ行って泡盛「まさひろ」とオリオン缶を買う。

宿に戻りのんびり。今日はいろいろ歩いた。
おばぁはさっさとシエスタに入った様子で部屋を締め切ってお昼ね中。
というわけで俺もちょっと休む事にする。
今日は宿にはもうひとりお客さんが来るらしい。
飲める人だといいなぁ。

6時ごろ目が覚める。気づいたら3時間くらい寝てた。
そろそろ夕食時。どこで食べようか…簡単に済ますか…。
というわけで港の上のレストランへ行ってみることに。
入ってみると意外とすっきりした、ログハウス調の店内にびっくり。
神秘の島には似つかわしくない感はあるが…。
とりあえずちゃんぽんを注文。食べる。普通に美味い。
店内は地元のお兄さん達ばっかりで観光客は一人だけ。
なんだかイラブー汁を食べている様子。
ちょっと高いがせっかく来たのだから俺も明日食べてみよう。

宿に戻り、そういえばもう一人のおきゃくさんいたなぁ、
と思い出す。するとおばぁが
「あのお客、予約してたのに来なかったよ」
と言う。なんじゃそりゃぁ!?
おばぁも三線教室がある、と8時ごろには交流館へ。
ひとりでオリオンと泡盛で酒盛りやることに。
大分飲んでほろ酔いのところにおばぁも帰ってきたので
少し話す。沖縄戦で久高も戦場になった事とか、
宗教観の話も少しだけど聞いた。
11時になるとおばぁは就寝時間ということで寝てしまう。
その1にも書いた通りめちゃくちゃに小さい宿なので
二間隣でおばぁが寝てる。よってテレビもおちおち見てられない。
仕方ないのでテレビを消して宿のテラス(?)に出る。
部屋の電気を消すと空には一面の星。
聞こえるのはリーフに砕ける波の音。
車も一台すら通らない。
1時過ぎまで蚊に刺さされまくりながらボケっと過ごした。
泡盛を3分の2くらい空けたところで眠くなり部屋に戻る。
久高島の第一日目終了。
翌日は島の北部まで言ってみる事に

一日目

今回はまぁ沖縄本島というわけですが
本島に来るのは半年ぶり。
まともに旅するのはもう1年近く前になる気がする…。
とにかくひさしぶり。これまた楽しみ。

3時前の飛行機というゆったりとした時間帯なので
しっかり睡眠も取って空港へ。
伊丹のピザ屋で軽く昼食を食べてから
チケットを交換。座席は36番K。やっぱ後ろの方だなあ…。
でもKなので窓側らしい。今日は空いている様子。
何だか久々に大きなジェット機に乗ったな…って感じ。
いつもはJTAか、RACとかだったし。
目の前に一人ひとつづつテレビまで付いてる…。
でも機内誌に「コーラルウェイ」が無いのは寂しいなあ。

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外は曇り気味で窓側にいつつも風景なんて見れない。
仕方なく持って行ったCDを聴きながらのんびりと2時間すごす。
那覇空港には4時半ごろ到着。飛行機を降りると
もわっとした独特の湿度の高い温風…来ちゃったなあ…沖縄。
荷物を受け取り、ホテルへ移動。
もう5時、今日はどこにも動けそうに無いので
ビールでも飲みながらテレビでも見よう…。
ゆいレールで見栄橋駅まで行き、とまりんへ。
今日の宿はとまりんの目の前「ホテルピースランド」。
早々とチェックインして夕食を買いに。
国際まで行けばいろいろあるのだが面倒なのでいつものファミマ。
タコス巻き寿司とポークタマゴおにぎり、オリオン生、オリオン鮮快生を買い宿でひとり飲み。
スーパーニュースでは古川アナが何だか国体のレポート中。
やっぱこの人もアナウンサーなんだなぁ、と思った。
腹いっぱいになり酔いも回るわで一気に眠くなる。
7時すぎだけどもういいや。寝ちゃえ。
そんなこんなであっさりと1日目終了。

明日は久高島。

まず

このブログについて。

以前mixiでやってた旅の記録を一旦別のblogに移したのですが
そちらの方がごちゃごちゃしてきてしまい、非常に見難い状況になってしまいました。
というわけでこちらに新しくblogを作り、旅日記専用blogとして保存していきたいと思います。
いろいろややこしく成ってしまいすいません。
posted by OCa at 05:41| Comment(0) | TrackBack(0) | インフォメーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする