2005年12月01日

二日目

前日妙な時間に寝てしまった事もあり、
かなり早く目が覚める。午前1時。ってはやいどころじゃないか…。
ダラダラテレビを見ながら起きて、6時前に朝食の調達。
コンビニで塩おにぎりとクラムチャウダー。
なんだかぼーっとした頭で食べて出発までまたダラダラ。

9時ごろ出発。見栄橋駅からまたゆいレール。
二駅先の旭橋駅で下車してバスターミナルへ。
久高は本島東部の港から出るためバスで移動しないといけない。
泊港近くのホテルだけどあまり意味が無かったなあ。

コンビニで昼食用にとジューシーおにぎりを購入。
店員があたためますか?というので「いいです」というと
何を思ったか「わかりました」とレンジにおにぎりをぶちこんだ。
「あっ」っという間も無く温められたおにぎり。
、、、まぁいいや。

バスターミナルへ戻り38番バスを待つ。
9:50、バスが到着。運転手のおじさんが
「どこまで行くの?」と話かけてくれた。
「久高行く港なんですけど」と言うと
「じゃあサンサンビーチ前で降りて」と言われた。
たしかガイドブックには違うバス停が書かれていたような…。
疑問をのこしつつバスは出発。

不可抗力で温められたおにぎりを仕方なく食べて
バスは市内を抜ける。那覇から数十分とは思えないくらいに
車窓にはのどかな風景ばっかりが広がってもう島のよう。

CIMG3311.jpg

約50分ほどでサンサンビーチ前に到着。
下車してすぐ港へ。安座真港へ向かう。
どうやらガイドブックに書かれていたバス停は
ここよりひとつ手前らしい。下車するとこっちの方がたしかに近かった。

坂道を下り、漁港のような場所を100mほど行くと安座真港はあった。
なんというか一切観光地のような雰囲気は感じない。
隣はリゾート化された観光ビーチであるにも関わらず
なぜか浮世離れした寂れっぷり。

CIMG3313.jpg

イメージ的には黒島の船の待合所みたいな感じ。
それでもターミナルの中ではおみやげなんかが売っていて
意外と楽しい。「くだか」と書かれたTシャツ。
特産品であるイラブー(海ヘビ)の粉末。
クバ傘、絵葉書、鳥の皮を揚げたヤツ(なんだそれ)。
お菓子にビールにとまぁそれなりにがんばった感はあった。
チケットを買ってぶらぶら。しばらくすると船がやってきた。

船から下りる人のすがたはまばら。乗る人もまばら。
観光客は他に二組。カップルと子供連れの夫婦。
格好から見るにおそらく日帰りの人だと思われる。
泊まる人はめずらしいのかなぁ…。
ふと壁にめをやると「手荷物持込について」の張り紙。
どうやらふたつめからは別料金が発生するらしい。
そんで大きさによって料金は決まるのだけど
大(重い) 普通  小(軽い)
区別はこんなかんじ。アバウトすぎ…。
んでもって結局取られてないし。アバウトすぎ…。

船は20分ほどであっさりと到着。
港から集落方面へ向かう。
おおざっぱな地図はもらったものの沖縄の集落は
想像以上に入り組んでいる。
区画の形がとにかくバラバラな上同じような風景が繰り返されるため滅茶苦茶道に迷いやすい。
近くにいたおばぁに「西銘さんって知りませんか?」
というと困った表情。後から知った事だけどこの島は「西銘さん」が異常に多い事が発覚。
そりゃわかんないよなぁ…。
何とか自力で探そうとうろうろしているとトランクを全開であけた車が横に止まる。
(この島はなぜかトランク開けたまま走る車が多い。なんでだろ?)
「どこいくの?」というので民宿の場所をきき無事に今日の宿「民宿西銘」到着したのでした。やれやれ。

この宿はまた普通の民家。多分今まで泊まった中で
一番宿的な要素が無い民宿だと思う。
玄関を開けるとまず居間があり、ふすまをはさみその奥が俺の部屋。
左隣も客室でさらにその奥はおばぁの寝室。
玄関から入り、左の部屋に客がいるときはその人の部屋を突っ切らないと風呂にも行けない。
しかも風呂はおばぁの部屋に付いているという普通っぷり。

CIMG3326.jpg

だ、大丈夫か?と思いつつ水を頂きすこし休む。
「お名前いいですかー?」というので
「3泊入れてる岡田ですけどー」というと
「3泊無理だよー、明後日は満室だからー」
なっ…?予約の時にはたしかに3泊いけるって…。
まぁいいや。沖縄宿の名物、ダブルブッキング。こんなところで初体験。
とりあえず荷物をまとめて、少し島を回る事にする。

集落をブラブラと歩く。
そんなに広くないがやっぱりややこしい。
すぐに現在地がわからなくなる。
学校を目印にしてまずは港の方へと行ってみる。
しかし暑い…本土ではすでに秋本番って感じなのに…。
でもまぁ9月よりはマシ。あれは日差しがイタい。
贅沢は言うまい…と港の上の公園へ。
とりあえずジュースでも飲むか、と自販機へ。
ここでもなぜかコカコーラの自販機にオリオンが…。
ついつい買ってしまい、公園のベンチに腰掛けて飲む。
すると猫がやってくる。悪いけど食べ物は無い。
それがわかるとさっさと立ち去る猫。
こらこら。

またブラブラと歩きいったん宿へ戻る。
トイレを借りようとするとなんと外とのこと。
沖縄でもあんまり見ないなあ…屋外トイレ。
トイレの前には5匹ぐらい猫が日陰で涼んでいる。
ほんっと多いなあ…。

CIMG3325.jpg

続いて海へ。集落の端っこの道を行くと広いビーチに出た。
海はなんだかんだで綺麗。波照間とかには敵わないけど。
海人が沖のほうで漁をしていた。
またさっきの公園で休んでいるとぞろぞろと旅人が。
なんか意外と来る人多いんだ…でもみんな夕方のフェリーで帰る様子。
集落の売店へ行って泡盛「まさひろ」とオリオン缶を買う。

宿に戻りのんびり。今日はいろいろ歩いた。
おばぁはさっさとシエスタに入った様子で部屋を締め切ってお昼ね中。
というわけで俺もちょっと休む事にする。
今日は宿にはもうひとりお客さんが来るらしい。
飲める人だといいなぁ。

6時ごろ目が覚める。気づいたら3時間くらい寝てた。
そろそろ夕食時。どこで食べようか…簡単に済ますか…。
というわけで港の上のレストランへ行ってみることに。
入ってみると意外とすっきりした、ログハウス調の店内にびっくり。
神秘の島には似つかわしくない感はあるが…。
とりあえずちゃんぽんを注文。食べる。普通に美味い。
店内は地元のお兄さん達ばっかりで観光客は一人だけ。
なんだかイラブー汁を食べている様子。
ちょっと高いがせっかく来たのだから俺も明日食べてみよう。

宿に戻り、そういえばもう一人のおきゃくさんいたなぁ、
と思い出す。するとおばぁが
「あのお客、予約してたのに来なかったよ」
と言う。なんじゃそりゃぁ!?
おばぁも三線教室がある、と8時ごろには交流館へ。
ひとりでオリオンと泡盛で酒盛りやることに。
大分飲んでほろ酔いのところにおばぁも帰ってきたので
少し話す。沖縄戦で久高も戦場になった事とか、
宗教観の話も少しだけど聞いた。
11時になるとおばぁは就寝時間ということで寝てしまう。
その1にも書いた通りめちゃくちゃに小さい宿なので
二間隣でおばぁが寝てる。よってテレビもおちおち見てられない。
仕方ないのでテレビを消して宿のテラス(?)に出る。
部屋の電気を消すと空には一面の星。
聞こえるのはリーフに砕ける波の音。
車も一台すら通らない。
1時過ぎまで蚊に刺さされまくりながらボケっと過ごした。
泡盛を3分の2くらい空けたところで眠くなり部屋に戻る。
久高島の第一日目終了。
翌日は島の北部まで言ってみる事に
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